125周年イベント「大学と街と学生のタッチパネルネットワーク」(橋本 武司 氏)

2007年1月13日 事業シーズ交換会

タッチパネルネットワークを早稲田の街に持ち込んで125周年記念事業
 昨年の末喫茶店でコーヒーを飲みながら出て来た話なんですが、私が仲間と立ち上げた会社で扱っているタッチパネルネットワークを早稲田の街に持ち込んで125周年記念事業と結びつけたら面白いということになって、今日その企画を発表させていただくことになりました。
大学と街と学生のタッチパネルネットワーク
早稲田の街で団塊が集まっている
 インフラとしては早稲田の街で団塊が集まってこういうインフラが出来上がっているということと、早稲田で早大建学125周年記念事業が今年立ち上がる、それと私が仲間とともに立ち上げた会社が結びつけば何かできるかなと。だけど早稲田に金がないよねと思ってたんですが、助成金があるじゃないかということで探したら面白い助成金があるとこういうことです。
 しかし125周年で終わったんじゃ助成金が出ない。続けるには商店街振興とか街おこしコラボレーションとか名前をつけなければならないということをご承知おきください。
 
早稲田の125周年記念事業を起爆剤
 早稲田の125周年記念事業を起爆剤としてこういうことで企画したらいいのかなと考えております。この早稲田にDNOの皆さんと大学、学生、そして商店街4者コラボレーションのインフラ、ネットワークができておりますから。それをITというツールを使って動画コンテンツを使ってネットワークを作れば面白いことができるんじゃないか、当面の125周年にも使えるしその後の街おこし、地域おこしや地域再生にも使えるんじゃないかと本気になってやろうと。
 
登場人物は4者、DNOが主体
 登場人物は4者ということになりますがどうもDNOが主体とならなければ動かない。それに大学とか商店街とかがかかわる。ネットワークの仕組みですが、もともと私のほうでビジネスネットをやってまいりまして、全国の流通店舗に大型の40インチのタッチパネル機能つきの大型画面を置いて、そこにメーカーのスポンサー付販促支援のビデオを流そうとそういうことで始めたPOPTVという会社です。この仕組みをそのまま持ち込んでそれをベースに構築したらどうだろう。設置画面は10台から20台、街の要所に置いたらどうだろうか、サーバーはDNOが持って学生に協力を依頼する。で125周年で4者協議会のもとに早稲田の街の活性化をはかる。継続的にやることも必要です。
 大学と街と学生のタッチパネルネットワーク
 
街の大型画面の他にインターネット、ICタグなどを使って商店街の振興をはかる
 推進予定スケジュールは10月に125周年になるので半年ぐらい先行してこういうことをやったらどうだろうか。5月に数千万円の国の助成金が可能ということでやったらどうかなと。コンテンツは早稲田の125周年のイベント情報、商店街の情報、団塊の情報、大学講座情報、WINE(早稲田大学図書館情報)情報いろんな動画映像のコンテンツそういうものが出てくると思いますし、そういう街の大型画面の他にインターネット、ICタグなどを使って商店街の振興をはかる。
 
ICT活用で地域活性化等に結びつくもの
 国の助成金はICT活用で地域活性化等に結びつくものであればどんな分野のものでもいい。国や区の助成金あるいは企業の協賛金を集める。125周年を活用できれば大学を絡めれば協賛金も集められるかなと。話題性はいうまでもなく今日もNHKさんが来られていますが2007年団塊というキーワードが注目されているなかで街おこしなんかと結びつければ関心を呼び起こしやすい。大学の協力も得やすい。少子化に直面している大学と大学の街と共生したい学生と商店街及び会社から離れた団塊世代の協業プロジェクトとしての魅力を出せる。
 
総務省が安倍内閣になって始めての施策
 総務省が安倍内閣になって始めての施策として18億円の予算を計上した。総務省が運営主体になって国が資金を出しますが市区町村が窓口になる。名称は地域ICT(インフォメーション&コミュニティ・テクノロジー)今年から来年3月までIT活用型の地域活性化街おこしプロジェクトのソフトだとかハードとかひっくるめて面倒みてあげましょう。余程しっかりしたプランを出さなければ合格はしないでしょうが。国がモデル事業としてやりますので全国的に展開できる。問題はコンテンツですよね。学生とか街の人が魅力を持つようなコンテンツが開発できるか。ただコンピュータがあって画面があって、ブロードバンドであるというのではまた見たいと思わない。
 
新宿区と緊密にタイアップし、大学関係者の賛同を得
 実際には2月から3月に詳細が決まって、4月に募集して、5月には結論がでる。6月から事業が始まって来年3月までが対象となる。総務省の担当者は関心を持って、こんなに多様な参画者があれば面白いんじゃないのといっている。新宿区と緊密にタイアップし、大学関係者の賛同を得ながら4月までに向こうの目に留まる申請をすれば非常に面白いと思っています。
 

Copyright © 2006-2007 特定非営利活動法人『団塊のノーブレス・オブリージュ』

事務局   〒162-0045 東京都新宿区馬場下町9-8技研早稲田ビル5階
早稲田大学提携パソコンスクール PCビレッジ内  電話 & Fax 03-3207-0700  E-Mail:info@dankai.jp