『定年帰農』から『定年起農』へ
 定年を迎えたら故郷や風光明媚な農山村に移り住み、のんびり畑仕事をする『定年帰農』にあこがれる中高年が増えています。しかし現実には農業で生計を立てることは大変です。一方で、すぐれた産品や観光資源などを持ちながら、販路や訪問客を開拓できずに発展できない地域が日本には多々あります。
 ここに紹介する情報は、営業や企画開発に長年従事してきた中高年サラリーマン層で、定年後は農山村に移り住みたいと考える人々に打ってつけの業務です。言わば『定年起農』ともいえる仕事は、都市生活経験者と地域の発展を望む農山村の協力で今後ますます増えてくることが見込まれます。
只見川沿いにある緑あふれる福島県金山町
視察地 福島県金山町(JR只見線会津川口駅)
日程 2005年7月30日(土)〜7月31日(日)1泊2日
参加費 大人1人22,000円(1泊2食・交通費込)
主催 早稲田のまちづくり会社(有)ワセダウェーブ
共催 早稲田大学周辺商店連合会
【1日目】
金山町の現状視察と潜在するビジネスチャンスの掘り起し
・自然炭酸水製造工場 ・妖精美術館
・玉梨研修館 ・Iターン者訪問
08:30 東武浅草駅集合
11:30 会津田島駅着→役場送迎バス
12:30 金山町着 昼食
13:30 現地視察 (物産の発掘開発/観光資源の発掘/見込客の開発)
17:30 温泉入浴 (金山町には8箇所に源泉かけ流し温泉があります。)
18:30 参加者からの提案・懇親会
午後の視察を踏まえての参加者による起業提案・プレゼンテーション
金山町へのIターン者との交流他
2日目
前夜懇親会で討議したビジネスアイデアの現場での確認作業
07:30 起床・朝食
08:30 前夜プレゼンテーション地再訪問
デジカメなどで資料収集
15:30 会津田島駅発
18:30 東武浅草駅着 解散
帰京後…
参加者からの起業のためのレポート・事業計画書の取りまとめ
金山町側からは提出された事業計画の支援体制の整備
団塊世代のための『起業・NPO博覧会』の場で、参加者によるビジネスプランのプレゼンテーション
斎藤勇一・金山町長による優秀賞の発表と表彰
9月下旬より早稲田大学周辺商店街で『団塊世代のための起業・NPO博覧会』が開催されます。
それに先立ち、早稲田の街と20年来の交流がある福島県金山町の協力で、「団塊世代のための『山村起業現地視察ツアー』」を開催します。
2年後の2007年には団塊世代が定年を迎えるいわゆる「2007年問題」が待ち構えています。
この企画では、まだまだ気力も知力も充実し、定年後は自然豊かな山村で自分の経験を活かした仕事をしたいと考える団塊世代に、金山町での様々な可能性を、自身の目と足で見出して頂きます。
山村での起業というと、鍬を振るっての農作業をイメージしますが、山村においてもITや豊富なビジネス経験を活かしての仕事はいくらでも創造していける時代です。
山村という新たなステージでの団塊世代の能力発揮が期待されます。
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