NPO活動サポートITインフラ       (藤原 忠 氏)

2007年1月13日 事業シーズ交換会

 2番手は藤原さんですね。「NPO活動サポートITインフラ」ということでよろしくお願いいたします。
 
 藤原と申しますよろしくお願いいたします。NPOが出来たのは去年ですが10数年来いろんな形でかかわってきております。
事業目的
 事業の目的ですが私の現役時代は外資系のコンピュータをやっておりましたのでそういう面でこういったPC教室の設備であるとかIT関係を使ったコミュニケーションツールとかの実際に構築してきた仕組みを外に役に立てようというのが事業のアイデアです。新しいものを作り直そうというのでなく今までやって来たものを低価格にして先ほど桜井さんの地域での活動で情報提供しようと。そういう小規模活動のコアとして立ち上がりを早くしてお役に立てば事業収入は必然としてついてくると考えるわけです。
 
成長計画
 成長計画としては3年ぐらいの中期計画を立て去年やってきたことはたった2万円のIT投資でここまでの実績をあげました。今年はそれをもとにして100万円ぐらいの売り上げを、来年になりますと500万円ぐらいの売り上げは体力的に可能です。
 
どのようなお客さん
 ではどのようなお客をどういったチャネルでということですが、昨年度で実証されておりますので1年2万円でコミュニティサイトが始められます(これは外に出て行くお金であってわれわれの工数とかは入っておりません)。スタッフを揃えて事業スタートしたいがIT投資規模や方法がわからないというのが多いかと思います。そういった人たちに絞り込んだビジネス機会が存在すると思っています。
 
 
戦略は
 戦略については徹底的にフリーソフトそれにレンタルサービスを活用します。ITは導入するといろんなコストの問題とかスケジュールの問題で予定が狂います。マイルストーンを組んでいって1ヶ月2ヶ月で確実にインテグレーションを完了できるプロジェクトマネージメントサービスの方で付加価値を得るのがここのノウハウです。
 
製品とサービス
 製品とサービスは3つのもので構成されております。まずグループ内部での情報共有ツールインフラ。それからグループ外部とのアンケートをとったりとかメールマガジンを出したりとかマーケティング情報をインターネットからとるインターネットインフラ。それとコンテンツ管理。これにはセキュリティ問題やITは便利な反面いろいろなことが起こっておりますので機密保持の問題。それにホームページを作ってもそこにアクセス数を増やすためのサーチエンジン最適化や何か起こったときのヘルプデスクという機能でホールプロダクトが構成されます。
 
製品やサービスの調達
 製品やサービスの調達はサーバとかドメインとかは今どんどん安くなっていますから借りてしまえと、ツール類も組合せのノウハウさえあればフリーソフトでいい。
 
体制作り面
 体制作り面では、組織はいろいろな人が入ってきますのでスキルのリソース管理あるいはナレッジ管理が今年は必要になってくると思います。
 
潜在的な問題(変更管理)
 潜在的な問題としては変更管理が懸念されます。ただはいいんですけど途中でなくなりましたとか全体の製品の構成がこわれてくるのでそれを穴埋めしていくノウハウと作業が今後のキーサクセスファクターになりそうです。
 
今年度の方針
 最後に今年度方針ですが我々のホームページアクセスを増やしていってスポンサーを確保すること。まだ出来上がっていない>教材の開発<。これらをてこにパイロット顧客は是非成功させたいと思っています。有難うございました。
 
 
==>講演資料(PDF) 

Copyright © 2006-2007 特定非営利活動法人『団塊のノーブレス・オブリージュ』

事務局   〒162-0045 東京都新宿区馬場下町9-8技研早稲田ビル5階
早稲田大学提携パソコンスクール PCビレッジ内  電話 & Fax 03-3207-0700  E-Mail:info@dankai.jp