2006年
 
                      地球感謝祭って何? ==> ここをクリックしてください
○「高齢社会を元気に楽しく生きる

   第2部『皆で懐かしい唱歌を歌おう』 


  次ぎの展開に向け「地球感謝祭反省BBS」を立ち上げました。
 ご来場者の方々も含め、皆様のご意見をお寄せください。==> BBSへ

早春賦(ぶ) 朧月夜
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷解(と)け去り葦(あし)は角(つの)ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思(おもい)を
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
菜の花畠(ばたけ)に、入日薄れ
見わたす山の端(は)
霞(かすみ)ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて
におい淡(あわ)し
里わの火影(ほかげ)も、森の色も
田中の小路(こみち)を
たどる人も
蛙(かわず)のなくねも、かねの音も
さながら霞(かす)める
朧(おぼろ)月夜
花(春のうららの・・・) 春の小川
春のうららの隅田川(すみだがわ)
のぼりくだりの舟人が
櫂(かひ)のしづくも花と散る
ながめを何にたとふべき

見ずやあけぼの露浴びて
われにもの言ふ桜木(さくらぎ)を
見ずや夕ぐれ手をのべて
われさしまねく青柳(あおやぎ)を

錦(にしき)おりなす長堤(ちょうてい)に
くるればのぼるおぼろ月
げに一刻も千金の
ながめを何にたとふべき
春の小川は さらさら流る
岸のすみれや れんげの花に
匂(にお)いめでたく 色うつくしく
咲けよ咲けよと ささやく如く

春の小川は さらさら流る
蝦(えび)やめだかや 小鮒(こぶな)の群れに
今日も一日 ひなたに出(い)でて
遊べ遊べと ささやく如く

春の小川は さらさら流る
歌の上手よ いとしき子ども
声をそろえて 小川の歌を
歌え歌えと ささやく如く
夏は来ぬ 浜辺の歌
卯(う)の花の、匂う垣根に
時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ

さみだれの、そそぐ山田に
早乙女(さおとめ)が、裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植うる、夏は来ぬ

橘(たちばな)の、薫るのきばの
窓近く、蛍飛びかい
おこたり諌(いさ)むる、夏は来ぬ

五月(さつき)やみ、蛍飛びかい
水鶏(くいな)鳴き、卯の花咲きて
早苗(さなえ)植えわたす、夏は来ぬ
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍(しの)ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も


ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影(かげ)も
われは海の子 赤とんぼ
我は海の子白浪(しらなみ)の
さわぐいそべの松原に
煙(けむり)たなびくとまやこそ
我がなつかしき住家(すみか)なれ

生れてしおに浴(ゆあみ)して
浪(なみ)を子守の歌と聞き
千里(せんり)寄せくる海の気(き)を
吸(す)いてわらべとなりにけり

高く鼻つくいその香(か)に
不断(ふだん)の花のかおりあり
なぎさの松に吹く風を
いみじき楽(がく)と我は聞く
夕焼けこやけの 赤とんぼ
負われてみたのは いつの日か


山の畑の 桑のみを
小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか


十五でねえやは 嫁にゆき
お里の便りも 絶え果てた


夕焼けこやけの 赤とんぼ
とまっているよ さおの先
ちいさい秋みつけた 里の秋
誰かさんが 誰かさんが誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

誰かさんが 誰かさんが誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
お部屋は北向き くもりのガラス
うつろな目の色 とかしたミルク
わずかなすきから 秋の風
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた

誰かさんが 誰かさんが誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
むかしの むかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉あかくて 入日色
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた

明るい明るい 星の空
鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
ああ 父さんのあの笑顔
栗の実 食べては 思い出す

さよならさよなら 椰子(やし)の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ 父さんよ御無事(ごぶじ)でと
今夜も 母さんと 祈ります
紅葉(もみじ) 旅  愁
秋の夕日に照る山紅葉(やまもみじ)
濃(こ)いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模様(すそもよう)



渓(たに)の流(ながれ)に散り浮く紅葉
波にゆられて離れて寄って
赤や黄色の色様々に
水の上にも織る錦(にしき)
ふけ行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとりなやむ
恋しやふるさと なつかし父母
夢路にたどるは さとの家路
ふけ行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとりなやむ

窓打つ嵐に 夢もやぶれ
はるけき彼方に こころ迷う
恋しやふるさと なつかし父母
思いにうかぶは 杜のこずえ
窓打つ嵐に 夢もやぶれ
はるけき彼方に こころ迷う
冬景色 冬の夜
さ霧(ぎり)消ゆる湊江(みなとえ)の
舟に白し、朝の霜
ただ水鳥の声はして
いまだ覚(さ)めず、岸の家

烏(からす)啼(な)きて木に高く
人は畑(はた)に麦を踏む
げに小春日(こはるび)ののどけしや
かえり咲(ざき)の花も見ゆ

嵐(あらし)吹きて雲は落ち
時雨(しぐれ)降りて日は暮れぬ
若(も)し燈火(ともしび)の漏れ来ずば
それと分かじ、野辺(のべ)の里
燈火(ともしび)近く衣(きぬ)縫う母は
春の遊びの、楽しさ語る
居並ぶ子どもは指を折りつつ
日数(ひかず)かぞえて喜び勇む
囲炉裏火(いろりび)はとろとろ
外は吹雪(ふぶき)

囲炉裏のはたで縄(なわ)なう父は
過ぎしいくさの手柄(てがら)を語る
居並ぶ子どもはねむさを忘れて
耳を傾(けかたむ)けこぶしを握る
囲炉裏火はとろとろ
外は吹雪
星の界(よ) 雪の降る街を
月なきみ空に、きらめく光
嗚呼(ああ)その星影、希望のすがた
人智(じんち)は果てなし、
無窮(むきゅう)の遠(おち)に
いざ其の星影、きわめも行かん


雲なきみ空に、横とう光
ああ洋々たる、銀河の流れ
仰ぎて眺むる、万里(ばんり)のあなた
いざ棹(さお)させよや、
窮理(きゅうり)の舟に
雪の降る街を 雪の降る街を
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降る街を 遠い国から 落ちてくる
この想い出を この想い出を
いつの日かつつまん
温(あたたかき)幸せのほほえみ

雪の降る街を 雪の降る街を
足音だけが 追いかけてゆく
雪の降る街を ひとり心に 充(み)ちてくる
この哀(かな)しみを この哀しみを
いつの日かほぐさん
緑なす春の日のそよ風

雪の降る街を 雪の降る街を
息吹(いぶき)とともに こみあげてくる
雪の降る街を 誰もわからぬ わが心
このむなしさを このむなしさを
いつの日か祈らん
新しき光降る鐘の音(ね)
仲良し小道 蛙の笛
仲よし小道は どこの道
いつも学校へ みよちゃんと
ランドセル背負って 元気よく
お歌をうたって 通う道

仲よし小道は うれしいな
いつもとなりの みよちゃんが
にこにこあそびに かけてくる
なんなんなの花 匂う道

仲よし小道の 小川には
とんとん板橋 かけてある
仲よくならんで 腰かけて
お話するのよ たのしいな

仲よし小道の 日ぐれには
母さまお家で お呼びです
さよならさよなら また明日
お手手をふりふりさようなら
月夜の 田圃(たんぼ)で コロロ コロロ
コロロ コロロ 鳴る笛は
あれはね あれはね
あれは蛙の 銀の笛
ささ 銀の笛

蛙が笛吹きゃ コロロ コロロ
コロロ コロロ 夜が更ける
ごらんよ ごらんよ
ごらんお月さんも 夢みてる
ささ夢みてる
ちんから峠 森のこびと
ちんからほい ちんからほい
ちんから峠の おうまはほい
やさしい おめめで
ちんからほいほい ちんからほい
おすずをならして とおります
はるかぜ そよかぜ うれしいね

ちんからほい ちんからほい
ちんから峠の おひよりほい
ふもとの 子どもが
ちんからほいほい ちんからほい
わまわしごっこで あそんでる
小鳥もぴいちく ないている

ちんからほい ちんからほい
ちんから峠の おうまはほい
町から お帰り
ちんからほいほい ちんからほい
おせなにおみやげ 花のたば
おくびをふりふり 帰ります 
森の木陰(こかげ)で ドンジャラホイ
シャンシャン手拍子 足拍子
太鼓たたいて 笛ふいて
今夜はお祭り 夢の国
小人さんがそろって にぎやかに
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ

おつむふりふり ドンジャラホイ
かわいいお手手で 踊り出す
三角帽子に 赤い靴
お月さんに にこにこ森の中
小人さんがそろって おもしろく
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ

みんなたのしく ドンジャラホイ
チョンチョン お手手を打ち合って
夢のお国の 森の中
そろいのお服(ふく)で 踊ります
小人さんがそろって たのしそうに
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
月の沙漠 埴生の宿
月の 沙漠(さばく)を はるばると
旅の駱駝(らくだ)が ゆきました
金と銀との 鞍(くら)置いて
二つならんでゆきました

金の鞍(くら)には 銀の瓶(かめ)
銀の鞍(くら)には 金の瓶(かめ)
二つの瓶(かめ)は それぞれに
紐(ひも)で結んで ありました

さきの鞍には 王子様
あとの鞍には お姫様
乗った二人は おそろいの
白い上着(うわぎ)を 着てました

広い砂漠を ひとすじに
二人はどこへ ゆくのでしょう
朧(おぼろ)にけぶる 月の夜(よ)を
対(つい)の駱駝(らくだ)はとぼとぼと

砂丘(さきゅう)を越えて ゆきました
黙(だま)って越えて ゆきました
埴生(はにゅう)の宿も、我が宿も
玉のよそい、うらやまじ
のどかなりや、春の空
花はあるじ、鳥は友
おーわが宿よ、
たのしとも、たのもしや

書(ふみ)よむ窓も、わが窓
瑠璃(るり)の床(ゆか)も、うらやまじ
清(きよ)らなりや、秋の夜半(よわ)
月はあるじ、むしは友
おーわが宿よ、
たのしとも、たのもしや

故 郷 故郷の廃家
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣し かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷
幾年(いくとせ)ふるさと、来てみれば
咲く花鳴く鳥、そよぐ風
門辺(かどべ)の小川の、ささやきも
なれにし昔に、変らねど
あれたる我家(わがいえ)に
住む人絶えてなく

昔を語るか、そよぐ風
昔をうつすか、澄める水
朝夕かたみに、手をとりて
遊びし友人(ともびと)、いまいずこ
さびしき故郷(ふるさと)や
さびしき我家(わがいえ)や
山小舎(やまごや)の灯 谷間の灯(ともしび)
たそがれの灯(ともしび)は
ほのかに 点(とも)りて
懐かしき山小舎(やまごや) は
麓(ふもと)の 小路(こみち)よ
想い出の 窓により 君を 偲(しの)べば
風は 過ぎし日の 唄をばささやくよ

暮ゆくは白馬(しろうま)か
穂高(ほだか)は茜(あかね)よ
樺(かば)の木のほの白き
影も うすれゆく
さびしさに 君呼べど 我が声 空しく
遥(はる)か谷間より こだまは帰りくる

山小舎の灯(ともしび)は
今宵(こよい)も 点(とも)りて
独(ひと)り聴く せせらぎも
静かに ふけゆく
あこがれは 若き日の 夢をのせて
夕べ 星のごと み空に 群(むれ)れとぶよ
黄昏(たそがれ)に我が家(や)の灯(ひ)
窓に映(うつ)りし時
我が子帰る日祈る
老いし母の姿

谷間灯(ひ)ともし頃
いつも夢に見るは
あの灯(ひ)あの窓恋し
ふるさとの我が家(いえ)

谷間灯(ひ)ともし頃
いつも夢に見るは
懐かしき母の待つ
ふるさとの我が家(いえ)
Copyright © 2006-2007 特定非営利活動法人『団塊のノーブレス・オブリージュ』

事務局   〒162-0045 東京都新宿区馬場下町9-8技研早稲田ビル5階
早稲田大学提携パソコンスクール PCビレッジ内  電話 & Fax 03-3207-0700  E-Mail:info@dankai.jp