ネットディベート、を垣間見る
<サンシャインさんの団塊への質問>
サラリーマンを52歳で卒業して5年が過ぎた。この間、色々なイベントとこころの葛藤を積み上げながら過ごしてきた。退職後の生き方は自作自演のドラマである。それは10年前に知り合ったA氏との出会いから生まれた。・・・「あなたは今までの努力と実績を定年後にどのように活かすのですか。その実績と役席は定年後通用しますか。あなたにとって価値ある目標とは何ですか。」・・・私のこころに大きな尖った杭がM9の地震の揺れを伴って打ち込まれた。脳みそから足先まで全身が愚茶愚茶になった。・・・悩んだ末の答えは「会社依存からの脱却」だった。これが簡単そうで実に怖いのである。
<Hirakidaさんのからサンシャインさんへの返信>
サンシャインさんがドラマだと表現された早期退職後の人生はそのまま私にも当てはまります。・・・56歳で離職して失業、起業という3年間は文字通りあっという間でした。その間母をなくし、義母をなくし、義姉をなくし、眼底出血で右目の視力を失い、アパートの入居者が次々と退出、その日の米びつにも困る状態が続き、・・・サンシャインさんの場合、福祉の現場での3Kとか、52歳という若さから来る家計の困難さとか、そして昨年突然のガンとの闘病とか、・・・底抜けに明るいサンシャインさんを拝見していると、達人の境地に達しているなと一目で分かります。どうやってその境地に達せられたのですか?
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<村長さんの記事から>
私の場合、大学を卒業してからずっと家族労働による自営の仕事で生きてきましたので、会社とか組織の人間関係は分かりません。・・・経緯があって、アメリカ人留学生を採用して英会話教室を始めました。・・・自分の英会話教室の対象生徒を大人から幼稚園児と小学生に180度切り替え、近くの公園で親子連れにパンフレットを配ったり、地域の家庭にポスティングをしたり、スーパー店頭で案内をしたりしました。・・・こうした自営の仕事をしている傍ら、長男の幼稚園の送り迎えをしたり、その幼稚園でPTA会長に祭り上げられたり、また、その流れで同様に小学校PTA活動にも顔を出し、・・・たまたま私が校庭にいるときに長男が一学年上のワンパクでならしていた男児に殴られ、泣いているのを見て「もう一度あの子に立ち向って来い。向こうが誤るまでけんかして来い」とはっぱをかけると、長男はありったけの勇気を絞ってその子と取っ組み合いを始め、見事やり返して、相手が「ごめん、こめん、もうしないよ」と言って幕引きとなったことなどもありました。この1歳上の子も含め、自営業だったこともあり、我が家にはいつも子どもの友達が沢山来て遊んでいました。
<Hirakidaさんから村長さんへの返信>
今までの人生をここまで吐露され驚きです。私たちサラリーマン人生ではあり得ない艱難の数々ただただ驚くばかりです。サラリーマンの会社がいかにぽかぽかした居場所であったかがよくわかりました。・・・考え方はいろいろですから、そんな真面目に考えない人が圧倒的でしょう。しかし、自分の甘い境遇を恥じて少しは冷たい風を受けようよという人もいるでしょう。もちろん時代や世界の地域によって違います。吉田松陰の時代や、戦争中の特攻隊の時代、パレスチナやコソボの地域に生きている人と今の団塊がおかれている場所は全く違います。単純に比較するのはナンセンスです。・・・しかし、村長と同時代同じ空気を吸った人間として改めて覚悟を決めて生きてゆきたいと思い、自分のよってたつ場所でどれだけ思いきって生きれるかが重要だと考え直しております。
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